ものづくり日本大賞
制度の概要
社団法人 日本機械工業連合「ものづくり日本大賞」制度の概要
制度の概要
政府は平成16年度に新たな総理大臣表彰制度として「ものづくり日本大賞」を創設いたしました。
この制度は、我が国の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくため、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や、伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材に対して内閣総理大臣賞を授与するものです。
表彰の対象分野
(1)産業・社会を支えるものづくり
◇ 製造・生産プロセス
生産技術の抜本的効率化など、製造・生産工程において画期的なシステムや手法の
開発・導入によって生産革命を実現させた個人もしくはグループを表彰します。
◇ 製品・技術開発
高度な技術的課題を克服し、従来にない画期的な製品・部品や生産技術の
開発・実用化を実現させた個人もしくはグループを表彰します。
◇ 伝統技術の応用
伝統的な技術の工夫や応用によって、革新的・先進的な製品・部品や生産技術の
開発・実用化を実現させた個人もしくはグループを表彰します。
(2)文化を支えるものづくり
「文化庁長官表彰」の被表彰者のうち、文化財の保存活用及び芸術文化を支える
ものづくりにおいて特に優れた実績を有する個人もしくは団体を表彰します。
(3)ものづくりを支える高度な技能
◇ ものづくりの現場を支える高度な技能
「卓越した技能者の表彰(現代の名工)」、「優秀施工者国土交通大臣表彰(建設マスター)」、
「海事関係功労者表彰」の被表彰者のうち、特に優秀であると認められる個人を表彰します。
◇ ものづくりの将来を担う高度な技能
「技能五輪国際大会」の金メダリストを表彰します。